
どんなに科学が発達しても、呪術というものは脈々と受け継がれ、科学とは相反するかたちを取りながらも歴史の舞台から消える事はないようです。
ペルーのシャーマンは、小動物、主に鳥や鼠を使い病を治す等の活動を行っています。
その方法は儀式で使う小動物を患者の身体に擦りつけた後に殺し、そして殺した小動物の内臓を見る事により、患者のどこが悪いのかを見る。
国の人々はシャーマンの術にはかなりの信頼を寄せており、現代医学はもちろん呪術とも共存しています
※写真は儀式に使うものが堂々と売られる魔女市場で観光地としても有名だそうです。
ひっそりと行われるイメージのある呪術だが、世界には呪術で使う動物や昆虫、薬草等が売られている場所もあります。
ボリビアにある魔女市場と呼ばれるものがそれです。
日本のシャーマンはユタ
日本とて例外ではなく、有名なところでは沖縄のユタがあります。
人間関係の悩みや恋愛相談、仕事の悩みから家庭の問題、さらには家を建てる時に風水師のように方角を助言したり、果ては忘れ物の場所を当てたりとかなり生活に密着している。
医者半分、ユタ半分という言葉もある程である。ただ、旅行者が物見気分でユタに会う事は困難です。過去に行われたとされるユタ狩りの影響もあり、本土の人間を毛嫌いしているのも原因です。
動物の死骸や生き血を使う白魔術・黒魔術
日本のシャーマン、ここではユタを例にしましたが、シャーマンも白魔術も黒魔術も行います。
特に海外のシャーマンは動物の生き血やミイラを使いますので、私たちがイメージしている魔術そのものです。もしあなたも、動物の生き血やミイラがどこかで入手できたら・・・・試してみるのも良いかも知れません。白魔術ならば病を治す(子供のイジメや引きこもりを改善などにも使えそうですね)黒魔術ならば藁人形のマジナイのように使えるでしょう。